NK細胞移植術
NK細胞移植術は、免疫細胞療法の中の一つの方法です。患者さんの体からNK細胞という細胞を取り出して増殖させ、再び体内に戻すことでNK細胞の活性が上がります。活性化されたNK細胞は、体内の癌細胞やウイルスや細菌に感染した細胞を攻撃します。
- 免疫力強化(抗ウイルス、細菌、癌細胞)をしたいかた
- 癌治療中のかた
- 癌の再発予防目的
ナチュラルキラー細胞(NK細胞)は、体の免疫を司る細胞の一つです。ウイルスや細菌に感染した細胞を攻撃するだけでなく、体内で発生した癌細胞も認識して攻撃します。NK細胞はそれ単独で、感染細胞や癌細胞を攻撃できるという特徴があります。他の細胞からの指令がなくても柔軟に判断して攻撃対象を攻撃します。以下に、本治療方法の説明をします。
まず、採血をします。献血のように肘などの静脈から30から60mlの血液をいただきます。いただいた血液は専用のクリーンルームに送られ、そこで遠心分離機を用いて分離、回収し14日間から19日間活性化と増殖を行います。その後、無菌検査や発熱物質の混入の有無を調べたのち、合格したものが当院に戻されます。そして、通常の点滴で患者さんの体に戻します。
活性化、増殖したNK細胞を体に戻すことで2週間ほど体の免疫が活性化され、その間体のなかの感染細胞や癌細胞をNK細胞が攻撃します。病気の部位に直接注射するのではなく、点滴をすることで全身に張り巡らされた血管を通じて全身の各臓器にNK細胞が運ばれます。この点が、頬や目元などの皺治療として直接注射する真皮線維芽細胞移植などの再生医療とは異なる点です。
NK細胞移植術の施術料金 | |
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NK細胞移植術 | 1回385,000円(税込) |
血液検査 11,000円(税込) その他、かかる費用はありません。 |
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施術時間 | 30分程度 |
ダウンタイム | NK細胞を投与した後に軽い発熱や倦怠感が起こることがあります。これは培養中に用いる活性化物質やNK細胞そのものの作用、もしくはNK細胞の癌細胞への攻撃反応などから起こり、多くの場合は38℃未満で1 日~2 日以内に解熱するもので、治療上の不利にはならないと考えられています。ごくまれにアレルギー反応がみられることがあります。 |
入院の必要性 | なし |
通院回数 | 2週間から4週間に1回の注射をおすすめしますが、定期的なデトックスが目的の場合は3ヶ月から半年に1回などで行います。 |
持続性 | 活性される期間は2週間程度です。 |
傷跡 | 無し |
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美肌点滴(プラセンタ+ビタミンC3g)
プラセンタは胎盤から抽出したエキスです。さらに抗酸化作用のあるビタミンCを加えて美肌点滴を完成させました。
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疲労回復(にんにく注射)
当院では疲労回復(にんにく注射)としてアリナミンを使用しています。
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美白点滴(高濃度ビタミンC25g+グルタチオン)
高濃度ビタミンCとグルタチオンの点滴で、皮膚のシミの原因であるメラニン色素を抑えます。
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NMN点滴
NMN(ニコチンアミド・モノ・ヌクレオチド)とはビタミンB3のなかに含まれる成分の一つです。
もともと人の体内で生成される物質ですが、年齢とともに産出量が減少してさまざまな体調変化を生じさせると言われています。
NMN点滴では、点滴で1回につき150mgのNMNを補うことができます。 -
美白のトランサミン(注射)
当院では、トラネキサム酸(トランサミン)の注射も可能です。