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クローズ法/オープン法はどんな手術ですか?メリットやデメリットを教えてください
鼻の整形のクローズ法/オープン法とはどんな手術ですか? それぞれどんなメリットやデメリットがあるのでしょうか? どんな施術をどの方法でやるかは、どうやって決めますか?
医師の回答
鼻の手術には、クローズ法とオープン法があります。
クローズ法
鼻の穴の中を切開して手術をする方法です。
メリットは、傷跡が鼻の穴の中だけにしかつかないことです。皮膚には傷がつかないので他人に手術したことがバレにくいです。
デメリットは、鼻中隔延長をしたいときはクローズ法ではできないことと、修正の手術には向かないことがあります。
オープン法
鼻の穴の中と鼻柱の部分を切って皮膚を開いた状態で手術をする方法です。
メリットは、視野が取りやすいので、大きなハンプを削らないといけない場合や皮下脂肪をたくさん取る必要がある場合、他院修正で瘢痕が多い状態の手術をする際にやりやすいです。鼻中隔延長もできます。
デメリットは、鼻柱部分に傷が残るということです。
ただ、鼻柱の皮膚を切った傷については通常、すごく目立つものではなく、抜糸後はお化粧で隠せる程度ですし、個人差はありますが1ヶ月から3ヶ月程度でほとんど分からなくなります。
また、鼻柱の切開をする箇所もなるべく目立たない場所にしますし、小三角弁という切り方をして傷が目立ちにくくなるような工夫もしています。