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小学校5年生の息子がワキガです。
小学校5年生の息子がワキガです。父親がワキガなので、すこし心配していましたが、思春期になってきて最近臭うようになりました。 最初は本人は全く気にしていない様子でしたが、少年野球で練習をした後などに、臭いがすると言うようになってきました。 友達からも、たまに言われるようで、本人も気にし出してきています。 下着にも臭いがつきますし、黄ばみも目立つようになってきました。できれば、症状がひどくなる前に治療をしてあげたいと思っています。 父親は、10代後半で剪除法を受けたのですが、11歳の子供にも剪除方ができるのかと思って調べていましたら、ビューホット治療のことを知りました。 ビューホットはダウンタイムが短く、効果が高いと聞きましたが、子供にも有効なのでしょうか。 また、手術などでその後の成長に影響したりはするのでしょうか。 例えば、腕が上がりづらくなったり成長障害がおこったり、脇毛が生えなかったりなど...。 施術は局所麻酔で可能とありましたが、痛くない方法はないのでしょうか。 手術後は、体育の見学をしなくてはならないなど、学校生活に制限はありますでしょうか。お教えいただければと思います。
医師の回答
ご相談ありがとうございます。
お子さんの場合は、お友達にも気づかれているくらいのワキガですので、少し症状が重いのかと思います。
きっと、学校生活を続けてゆく上で生活しづらいでしょうから治療をした方が良いと思われます。
治療はボトックス注射、ビューホット、剪除法、吸引法を当院では行なっています。この中で、成長途中の子供に推奨できるのは、ボトックス注射とビューホットです。
剪除法は成長障害を起こすリスクがありますので、成長期の子供にはオススメできません。
吸引法はまだ大丈夫ですが、現在ではビューホットかボトックス注射が第一選択と考えた方が良いです。
ボトックス注射も効果が高いですが、半年ごとに打たないといけないと言うデメリットがあります。
ビューホットは小児にも効果が高いですのでオススメではあります。
ただ、成長期の子供の場合、アポクリン汗腺を焼いて破壊しても、成長に伴って、アポクリン腺がまた増えてくると臭いが戻るリスクがあると言うことです。
かといって、高校生くらいになるまで待てるものでもありませんので、再発のリスクはあっても治療をすべきと考えます。
ビューホットに関しては、動きを制限したり、成長障害を起こしたり脇毛が生えなくなったりということはありません。
プールには1週間くらいは入れませんが、そのほかに学校生活の制限はありません。
もし、ご心配でしたら土曜日に施術して月曜日から通学するというふうにしても良いと思います。
当院では2018年7月からキューサー法を導入しました。キューサー法は剪除法の一種ですが、体へのダメージが少ないため、小学生のお子さんにも施術可能です。当院のワキガ、多汗症の治療の中では一番効果が高い方法です。カウンセリングで詳しくお話しいたします。