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陰嚢縮小をすると運動しやすくなるか、動きやすくなるか
陰嚢が大きいせいで動きが色々と制限されたように感じる状態です。 陰嚢縮小術によってどの程度の改善が見込めますか?
医師の回答
陰嚢が大きい場合、以下のような制限や不快感を感じることがあります:
- 運動時の制約:陰嚢が大きくたるんでいると、運動やスポーツ時に陰嚢が邪魔になることがあります。特に激しい動きや跳躍、急な方向転換などの際に、陰嚢が引っかかったり不快感を引き起こす可能性があります。
- パンツや下着の着用の制約:陰嚢が大きい場合、通常のサイズの下着やパンツが陰嚢に十分なサポートを提供できず、不快感や摩擦を引き起こすことがあります。パンツの前面部分が狭くなってしまい、快適な着用が難しくなる場合もあります。
- 歩行時の不快感:陰嚢が大きいと、歩行時に摩擦や振動が増加し、不快感を引き起こすことがあります。特に長時間の歩行や運動時に、陰嚢が引っかかったり、摩擦による痛みや圧迫感を感じることがあります。
- 衣服の選択の制限:陰嚢が大きいと、特にタイトな衣服や下着を選ぶ際に制約を感じることがあります。陰嚢の形状や大きさが衣服の見た目やフィット感に影響を与え、適切なサイズやスタイルの衣服を見つけるのが難しくなる場合があります。
陰嚢縮小術によって陰嚢が縮小されると、一般的には動きやすくなると言えます。陰嚢が大きくたるんでいる場合、運動や身体活動に制約を感じることがありますが、手術によって陰嚢の大きさが縮小されると、陰嚢の重さやボリュームによる制約が軽減されます。
また、陰嚢縮小術によって陰嚢の形状や組織が整えられることで、陰嚢の動きや振動の制約も減少する可能性があります。これにより、運動時やスポーツ時の不快感や制約が軽減され、より自由な動きが期待できるかもしれません。
ただし、陰嚢縮小術の具体的な効果や個人の感じ方は個人差があります。手術後の結果や運動の感じ方は、個人の体型、手術の方法、手術後の経過などによって異なる場合があります。手術前には、専門医との十分な相談を行い、手術の目的や期待される効果について詳しく確認することが重要です。
どの程度まで改善できるかということですが、精巣が問題なく収まるギリギリのサイズまで可能です。しかし、大きさによっては1回の手術では不可能なことがあります。大きなサイズを健康被害が生じない限界まで小さくしたい場合は、形成外科の連続切除のテクニックを用います。つまり、1回手術をして3ヶ月から半年後に2回目の手術をするというふうに段階をおって小さくするという方法です。実際3回かけて小さくされた方もいらっしゃいます。そのかたの陰嚢の大きさを見て理想のサイズにできる様に最適なプランをご提案いたします。