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陰嚢縮小術のダウンタイムで注意するべきことは何かありますか?
陰嚢が大きいせいで服に気を使うのが面倒で、陰嚢縮小を考えています。 ダウンタイム中に制限するべきこと、注意するべきことは何がありますか?
医師の回答
陰嚢縮小術後の日常生活の制限は、患者の個別の状態と手術の範囲によって異なります。一般的には、以下の指針に従っていることが推奨されますが、必ず医師の指示に従ってください。
- 仕事や学校:軽作業やデスクワークは次の日から可能です。重労働は2週間くらいはしない方がいいです。
- 運動やスポーツ:手術から3日間は運動はしない方がいいです。軽い運動は1週間後から、息が切れる様な激しい運動は2週間後からとなります。手術後に一番気をつけなくてはならないのが出血です。手術当日が一番出血しやすく、3日くらいまでは比較的出血しやすい時期です。手術後に出血した場合、圧迫すると15分くらいで止血するのですが、どんどん出てきてしまう時や陰嚢がどんどん腫れてきてしまう時は処置をしないといけないことがあります。血が溜まってしまうと、陰嚢の皮膚が壊死したり感染の原因になってしまうこともあるからです。手術後は3日くらいは極力ゆっくり歩く様にすることも大切です。
- 入浴や水浴び:翌日からシャワーを浴びて大丈夫です。患部もシャワーならば濡らしてOKです。湯船に浸かるのは手術後1週間後からが望ましいです。
- 性行為:自慰行為(オナニー)は3日後からにしてください。その場合は優しく取り扱ってください。性行は陰嚢が揺さぶられたり圧迫されたりする様な行為に関しては2週間後からにしてください。優しく動かすくらいだったら1週間後から大丈夫です。オーラルセックスをされる場合は、陰嚢に糸がついていると不潔になってしまうので、手術後1週間くらいして抜糸をしますからその後にしてください。基本的には溶ける糸で縫合をしますので抜糸はいらないですが、こころおきなく性行為をしたい場合は手術後1週間から10日くらいで糸を抜きに来てください。