エラの整形

切らない輪郭の治療として主に以下の方法があります。
１　脂肪溶解注射
２　ボトックス注射
３　脂肪吸引
４　ハイフ
５　スレッドリフト（糸リフト）

輪郭がぼんやりしている場合、原因が皮下脂肪であることが多いです。次に、唾液腺や咬筋が大きいとぼんやりします。皮下脂肪に関しては、脂肪溶解注射というほとんどダウンタイムのない注射で溶かしてゆくことはできますが、複数回必要なのであまり効率が良くないです。フェイスラインにはやはり脂肪吸引が良いと思います。唾液腺（耳下腺や顎下腺）や咬筋はボトックス注射をすると小さくなります。また、唾液腺だけは、ケナコルト注射というのをしても小さくなります。

当院の小顔セットというメニューには、フェイスラインや顎下の脂肪吸引、エラボトックスが含まれているので、切る手術をしなくても輪郭をはっきりさせたいかたにはお勧めできます。脂肪吸引は2ミリくらいの管を耳たぶの裏や顎下の目立たないところから差し入れて脂肪吸引をします。腫れたとしても、元の顔よりも極端に大きくなることはありませんから心配しないで下さい。

ハイフというのは超音波の焦点を絞って皮下組織や筋膜に熱を入れて引き締める機械です。皮膚表面から超音波を当てますので傷跡などもできずに顔のリフトアップができます。手術に比べると引き上がり具合は弱いですが、手術をしたくないかたやメンテナンスをしてゆきたいかたにおすすめです。

糸リフトでもフェイスラインの持ち上げはできますが、糸単独ですと半年に１回くらいのペースで入れないと保てません。当院では、小顔セットと同時に糸リフトをするという方法もしています。脂肪吸引をすると皮膚がしたの組織から離れますのでそのタイミングで糸を入れると、皮膚が上に引き上がってそこで下の組織と癒着するので、糸が溶けても元に戻ったりしないというやり方です。とても合理的で効果の持続のよい方法です。