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手術後、臭いは改善したもののまばらに残った脇毛のあたりから、まだワキガの臭いがします。
何年も前に剪除法でワキガの手術をしました。 その手術の時は、1週間くらい脇の下を閉じた状態で過ごさなくてはならないし、脇の下に3cmくらいの傷ができましたし1年間くらい脇の下が茶色く色がついてしまったりと大変な思いをしました。 手術後、臭いは改善したもののまばらに残った脇毛のあたりから、まだワキガの臭いがします。 1日頑張って仕事をした後の制服を脱ぐ時など、やっぱり、鉛筆の芯のような玉ねぎのようなこもった臭いが自分でもわかるので、きっと職場の同僚には気づかれていると思います。 このまま、悩みながら過ごすのも辛いので2回目の治療を考えていたところ、ビューホットを知りました。 ビューホットはラジオ波で汗腺を焼くとのことですが、剪除法を受けた後でも施術可能なのでしょうか。 また、局所麻酔だけで施術が可能なのでしょうか。 実際に、剪除法をしたあとでビューホットを施術して効果が出た方はいらしゃるのでしょうか。 剪除法の手術後が結構辛かったので、2回目の手術はできればダウンタイムが短くて楽で、かつ効果がある治療を望んでいます。
医師の回答
前回剪除法をしたが、ビューホットが可能かということですね。剪除法をした後にビューホット治療は可能ですし、実際に多くの患者さんが剪除法後の効果が不十分でもビューホットにより完治しています。
剪除法は、ワキガ治療としは大変優れた方法ですが、欠点として、ダウンタイムが長いことと、体に近い部分の脇の下に関しては届かず、剪除しきれないことがあるということです。
アポクリン腺はほんの少し残っていても臭いの原因になってしまうところが問題です。
その点ビューホットは、皮膚の表面から当てるので剪除法で届きづらい箇所でも簡単にアポクリン腺を焼灼することができます。
もちろん、エクリン腺にも作用するので、汗の量も減ります。脇毛がまばらに残っているというのは、その箇所のアポクリン腺が取り残っているということになります。
ビューホット治療ではそのような箇所に念入りに当てることもできます。
ダウンタイムは1から2週間かさぶたが脇の下につくだけです。
麻酔は、わきの下に局所麻酔を注射するだけでもできますし、注射が苦手なかたは静脈麻酔で眠っている間に注射を完了するので怖くなく、無痛で施術可能です。