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Vライン形成でエラを削らない手術もありますか?
顎がでっぱっていてとても気になるのですが、エラには特に不満がありません。 エラを削るのがVライン形成かと思っていたのですが、削らない術式もあるのでしょうか? また、顎を小さくしたら、単純に物理的に、顎周りの皮膚がたるんでしまうのではないかと心配です。 顎を削った人はどんな経過になりますか?
医師の回答
Vラインエラなしという方法があります。
エラは張っていないので、エラまでは切らなくてもいいけども、下顎がたくましいかたに適応となる手術です。
または、エラは大きいけれども後ろ向きのエラまたは内巻きのエラのかたで、前から見た時に、そこまでエラが目立たないかたにも適応となります。エラの手前から顎先まで骨きりすることになります。
骨のボリュームを落とすと、皮膚や顎下の脂肪がたるんでしまうのではないかという相談をよく受けます。しかし、骨きりをするから弛むということはなくて、もともとの脂肪が目立つという表現の方が正しいようにも思います。
骨きりをした後には体はリモデリングといって、新しい小さい骨格に肉や皮がフィットしていきます。大体3ヶ月から半年かけてゆっくりフィットしていきます。自然治癒力によりフィットする能力以上に小さな骨格にしないといけない時は、骨きりの手術後に脂肪吸引と糸リフトやフェイスリフトの手術を追加して新たな骨格に皮下脂肪や皮膚を合わせることができます。