胸を大きくする方法7選!自己ケアやトレーニング方法も紹介
- コラム小野寺院長監修
「もっとバストアップしたい」「Cカップになりたい」など、バストサイズへの悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか。
胸は大きくなりにくい部位といわれていますが、生活習慣を変えればバストアップすることも期待できます。
本記事では、胸が大きくなりにくい理由や胸が大きくなるメカニズム、胸を大きくする方法などを解説します。
胸を大きくする方法を知りたい方・胸で悩んでいる方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
胸が大きくなりにくい原因
お腹やお尻には簡単に脂肪がつくのに、胸はなかなか大きくならないと感じている方も多いのではないでしょうか。
胸だけ大きくなりにくい原因として挙げられることは、主に以下の通りです。
- 脂肪は下半身につきやすい
- 元々脂肪がつきにくい体質である
- 女性ホルモンの分泌量が少ない
- デコルテに厚みが出にくい骨格である
- ダイエット中である
- 姿勢が悪い
- ストレスが溜まっている
- 加齢
- 睡眠不足
- 喫煙
- 産後の変化
それぞれの原因について、詳しく解説していきます。
脂肪は下半身につきやすい
脂肪は全身のいたるところに存在しますが、女性の場合には下半身に守るべき内臓が集中しているため、下半身に脂肪が集中しやすい傾向にあります。
妊娠・出産に必要な卵巣や子宮が腰周りに存在しているため、お腹やお尻に脂肪がつきやすい仕組みになっています。
一方、上半身にも心臓など大事な器官はありますが、バスト周りはあばらで守られているため、下半身に比べると脂肪がつきにくいでしょう。
元々脂肪がつきにくい体質である
脂肪はどの人の体にも存在しますが、脂肪のつきやすさには個人差があります。
バストの約9割は脂肪で構成されているため、元々痩せ型で脂肪がつきにくい体質の場合には胸も大きくなりにくい傾向にあります。
女性ホルモンの分泌量が少ない
胸は女性ホルモンの分泌量が多いほど大きくなる傾向にあります。女性ホルモンの分泌が活発になる思春期頃に胸が膨らみ始めるのはそのためです。
ただ、女性ホルモンの分泌量には個人差があり、元々女性ホルモンの分泌量が少ない場合には胸が大きくなりにくい可能性があるでしょう。女性ホルモンの分泌量には遺伝のほか、生活習慣などによっても影響が出る可能性があるため、日頃の生活習慣にも注意が必要です。
デコルテに厚みが出にくい骨格である
人の骨格には個人差があり、大別すると以下の3つの骨格タイプに分類できます。
- 骨格ストレート
- 骨格ウェーブ
- 骨格ナチュラル
骨格ストレートの人はデコルテに厚みがありますが、骨格ウェーブの人はデコルテが華奢で薄い傾向にあります。それにより、骨格ウェーブの方は胸が大きくなりにくい可能性があるでしょう。
ダイエット中である
脂肪は余分なエネルギーが蓄積したもののため、1日の摂取カロリーが消費カロリーを下回っている場合、胸に限らず体に脂肪がつきにくくなってしまう可能性があります。
特に、ダイエット中で高カロリー・高脂肪食を避けている方は、お腹やお尻などに脂肪がつきにくい分バストも大きくなりにくいでしょう。
姿勢が悪い
バストの張りは、胸の筋肉によって保持されています。胸の筋肉は複数存在しますが、猫背によってバスト周りの筋肉が使われなくなると、筋力が衰えて張りが失われてしまう可能性があります。
特に、胸の筋肉で一番大きな大胸筋が衰えると、バストの萎みや垂れに繋がって胸が小さく見える要因となるでしょう。
ストレスが溜まっている
強いストレスを感じていると、女性ホルモンの分泌が乱れることがあります。
一時的なストレスであれば問題ありませんが、ストレスが慢性化すると自覚症状が無くなって女性ホルモンのバランスが乱れたままになる可能性があります。
加齢
思春期頃にピークを迎えた後、女性ホルモンの分泌量は年齢を経るごとに徐々に減少していきます。
女性ホルモンの分泌量が少なくなると、バストの成長に必要なホルモン量を確保できなくなり、対策を行ってもバストアップを実感しにくくなる傾向にあります。
睡眠不足
女性ホルモンの分泌量は、時間帯によって微妙に変化します。
最も分泌量が多くなるのは、夜の22時~翌午前2時までの「ゴールデンタイム」と呼ばれる4時間です。この時間帯に睡眠を取っていると、女性ホルモンの分泌が活発にすることが期待できるでしょう。
逆に、ゴールデンタイムに睡眠を取っていないと女性ホルモンが十分に分泌されず、胸が大きくなりにくい原因となる恐れがあります。
喫煙
タバコに含まれるニコチンには、血管を収縮させる作用があります。
バストの成長に必要な栄養素は血液によって各器官に運搬されているため、タバコの影響で血行が悪くなるとバストアップに悪影響を及ぼす恐れもあります。
また、バストの張りのもとになるコラーゲンの生成には、ビタミンCが重要です。
喫煙すると体内のビタミンCが破壊されてしまう可能性があり、バストの張りが失われやすくなってしまうでしょう。
産後の変化
妊娠中や授乳中は女性ホルモンの分泌が活発になるため一時的にバストは大きくなりますが、授乳を終えてしばらく経つと女性ホルモンの分泌量も正常に戻っていきます。
一度大きくなったバストが産後の変化で小さくなると、皮膚にたるみが生まれて張りが失われてしまいます。
また、妊娠中や出産後に変化したホルモンバランスが正常に戻らなかった場合、女性ホルモンの分泌に変化が生じてバストが大きくなりにくくなる可能性もあるでしょう。
胸が大きくなることはある?
バストサイズは遺伝や骨格など生まれつきの要素も影響するため、もとから胸が小さい人は「何をやってもバストサイズは大きくならない」という先入観を持ってしまいがちですが、バストサイズが小さい人の胸が大きくなることはあり得るのでしょうか?
この疑問点について、以下の項目で解説していきます。
- 胸が大きくなるメカニズム
- 大人になってから胸が大きくなるケースもある
胸が大きくなるメカニズム
胸は、およそ9割が脂肪で、残り1割が乳腺で構成されています。脂肪は乳腺の周りにつく性質があるため、乳腺が多ければ多いほど胸が大きく成長しやすい傾向にあります。
この乳腺を作る指令を出しているのが、女性ホルモンの「エストロゲン」です。
このエストロゲンの影響を受けて10歳くらいから乳房が膨らみ始め、思春期になるとほぼ成人と変わらないくらいまで成長します。
エストロゲンの分泌量が盛んになり始めるのは初潮を迎える12歳頃で、30歳前にピークを迎えて、以降は緩やかに減少していきます。
30代半ばくらいまではピークに近い分泌量を維持していますが、40代に差し掛かると減少が顕著になって40代半ばではピークの半分近くまで減ってしまうでしょう。
さらに進んで更年期に入ると、エストロゲンの分泌量は10歳と同じくらいまで減少する可能性が高いです。
大人になってから胸が大きくなるケースもある
バストアップに関係性のあるエストロゲンの分泌量が大幅に減少していない間であれば、生活習慣の見直しやトレーニングを続けることによって、大人になっても胸を大きくすることも期待できます。
逆に、エストロゲンが十分に分泌されなくなると対策を行っても胸を大きくするのは難しいため、胸を大きくしたいと思ったらできるだけ早めに対策を講じることが大切です。
自分で胸を大きくする方法
遺伝や骨格を自分で変えることはできませんが、日常生活に工夫を取り入れれば、自分で胸を大きくしたり、バストに張りを持たせたりすることが期待できます。
自分で胸を大きくする方法は、主に以下の通りです。
- 食生活を改善する
- サプリメントを使用する
- 姿勢を改善する
- ストレスを発散させる
- 良質な睡眠をとる
- 節煙・禁煙に取り組む
- 胸の筋肉を鍛えるトレーニングを行う
それぞれの方法について、詳しく解説していきます。
食生活を改善する
胸の大半は脂肪ですが、胸はお腹やお尻に比べると脂肪がつきにくいため、高カロリー食や高脂肪食を続けても胸を大きくできる可能性は低いでしょう。
むしろ、下半身が太ってしまうと相対的に胸が貧弱に見えてしまう恐れがあるため、1日3食バランスのよい食事を心掛けることが重要です。
また、加齢によって減少する女性ホルモンを補う目的として、エストロゲンに似た作用を持つ食物を意識的に摂取するのもおすすめです。代表的なものに、豆腐・納豆・油揚げ・味噌・豆乳などの食品に多く含まれている「大豆イソフラボン」があります。
一度に大量に摂取するよりも、適量を定期的かつ継続的に摂取するようにしましょう。
サプリメントを利用する
食事だけで必要な栄養素を補給するのは難しいと感じる場合は、サプリメントを活用するのも一つの方法です。
日頃の食生活で不足しがちなビタミンやミネラル、女性ホルモン様作用を持つ大豆イソフラボンなどを含むサプリメントを上手に活用すれば、体の内側からバストアップをすることが期待できます。
なお、バストアップサプリメントとして、近年プエラリア・ミリフィカと呼ばれる成分が配合された商品が通販などを中心に流通していますが、利用には十分な注意が必要です。プエラリア・ミリフィカとは、タイなどに分布するマメ科の植物で、根には女性ホルモン様を持つ成分が含まれていることから、バストアップやエイジングケアに役立つと話題になっています。
女性ホルモン様作用を持つ成分といえば大豆イソフラボンが有名ですが、プエラリア・ミリフィカに含まれているのはデオキシミロエストロールやミロエストロールといった植物性エストロゲンで、大豆イソフラボンの約1,000~1万倍もの強いエストロゲン活性を持つとされています。[注1]
それほど強い作用があるなら、大豆イソフラボンよりプエラリア・ミリフィカを活用したほうがよいのでは?と思われるかもしれませんが、そもそも女性ホルモンは多ければ多い程良いというものではありません。女性ホルモンにはエストロゲンとプロゲステロンの2種類があり、通常、両者はバランスよく交互に分泌量を変化させながら一定の月経周期を維持しています。
そのため、サプリメントなどでエストロゲン様作用を持つ成分を過剰摂取すると、ホルモンバランスが乱れて生理不順や不正出血などの月経に関わる健康被害が発生する恐れがあるため、注意が必要です。
ほかのサプリメントに関しても、規定量を超えて過剰摂取するのはNGです。
サプリメントはあくまで食事で足りない栄養素をプラスする補助食品ですので、基本は日々の食生活で栄養を摂取してサプリメントに頼り切らないことが大切です。
[注1]日本医師会:『プエラリア・ミリフィカ』を含む健康食品の使用にご注意を!
https://www.med.or.jp/people/knkshoku/pueraria/index.html
姿勢を改善する
猫背の自覚がある方は、姿勢の改善に努めましょう。
猫背になっているかどうかは、以下の手順で確認してみましょう。
- 壁を背にして立つ
- かかとを壁につける
- 一緒にお尻・肩甲骨・後頭部も壁につくか
猫背の場合には、肩甲骨や後頭部が壁につかないことが多い傾向にあります。
壁立ちで正しい立ち方を把握して常日頃から良い姿勢を保つよう意識することが大切です。
ストレスを発散させる
ストレス社会に生きる現代人は、無意識の間にストレスを溜め込んでいる恐れがあります。
ストレスを感じている自覚がなくても、好きな音楽を聴く、趣味のスポーツを楽しむ、美味しいものを食べるなどの時間を習慣として設けるようにしましょう。
ストレスを発散させる方法は人それぞれなので、これを機会に自分なりのストレス解消法を考えてみるのもおすすめです。
良質な睡眠を取る
夜更かしの癖がある場合は、就寝時間を見直してゴールデンタイムが始まる22時には眠りにつくよう心掛けましょう。
また、睡眠の質を高めるために、以下のような習慣をつけることも大切です。
- 寝室を暗くする
- 寝室を適切な温度・湿度に調整する
- 体に合った寝具を使う
- 寝る前にスマホやタブレットを使わない
- 寝る前にコップ一杯の水かホットミルクを飲む
- 起床したらカーテンを開けて朝日を浴びる
特に、夜更かし習慣がある場合には体内リズムが乱れている可能性があるため、「起床したらカーテンを開けて朝日を浴びる」ことを習慣にして体内時計を正常に戻しましょう。
節煙・禁煙に取り組む
タバコは百害あって一利なしといわれるとおり、バストアップだけでなく健康にも良い影響を与えません。
喫煙の習慣がある方は節煙からスタートして最終的には禁煙を目指すことをおすすめします。
市販の禁煙グッズを活用してもよいですが、本格的に禁煙に取り組みたい場合は禁煙外来の通院を検討してもよいでしょう。
胸の筋肉を鍛えるトレーニングを行う
猫背の場合や、日頃あまり上半身を使う運動を行っていない場合には、胸筋が衰えている可能性があります。
バストの垂れ防止や張り感アップを目指したい時には、日常生活に胸筋を鍛えるトレーニングを取り入れてみましょう。胸の筋肉を鍛えると、バストアップだけでなく猫背の改善やデコルテラインをきれいに見せる効果も期待できます。
胸を大きくするのに役立つ胸筋トレーニングの詳しいやり方については、次の項目で詳しく解説します。
胸を大きくするトレーニング方法
自宅で胸を大きくすることを目的として行うトレーニング方法は、以下の通りです。
- 合掌ポーズトレーニング
- プッシュアップトレーニング
それぞれのトレーニング方法について、詳しく解説していきます。
合掌ポーズトレーニング
場所を問わず、いつでも実行できるお手軽なトレーニング方法です。
隙間時間を活用してトレーニングできるため、エクササイズする時間が取れないという方にもおすすめです。
具体的なやり方の手順は以下のとおりです。
- 胸の前で両手のひらを合わせる
- 肘を手首と同じ高さまで上げる
- 両手をグッと押し合った状態で30〜60秒間キープする
- 両手を離して力を抜く
両手を押し合うときは胸を張り、猫背にならないよう注意しましょう。
プッシュアップトレーニング
床に膝をついて行うトレーニングです。膝を痛めないように床にはヨガマットなどを敷いておきましょう。
具体的なやり方は以下のとおりです。
- 四つん這いになり、両手は肩幅くらいに開く
- 腕立て伏せをするように、膝から肩までのラインが一直線になる体勢を取る
- 肩甲骨を引き寄せるイメージで、腕を曲げる
- 限界まで曲げたら、腕を伸ばし、体を起こして2.の体勢に戻る
肩甲骨を引き寄せると、肩こりや首こりの解消も期待できるでしょう。
自分で胸を大きくするのが難しいときは?
生活習慣の見直しやバストアップトレーニングなどを行えば、バストの張りの維持や垂れの予防も期待できるでしょう。
ただ、セルフケアだけでバストサイズをアップするのは難しい傾向にあります。自宅での対策に物足りなさを感じる場合には、美容外科クリニックで豊胸施術を検討してみましょう。
豊胸施術と一言にいってもその種類は複数あり、それぞれ特徴が異なります。
ここでは、豊胸施術の主な方法を4つご紹介します。
- 脂肪注入豊胸
- 脂肪幹細胞豊胸
- シリコンバッグ豊胸
- ヒアルロン酸注入豊胸
脂肪注入豊胸
自分の体から採取した脂肪を胸に注入し、バストアップする方法です。
自分の脂肪を利用するため、アレルギー反応が起こる可能性が低く施術できるところが特徴です。
バストアップが期待できる効果は脂肪の注入量などによって異なりますが、一回の施術で平均的に1カップまでの豊胸が可能となっています。術後1カ月程でサイズが定着して、3カ月時点でのサイズを長期間キープすることが期待できるでしょう。
注入する脂肪はお腹や太もも、お尻などから採取するため、気になる下半身の部分痩せも併せて行える点もメリットといえるでしょう。
脂肪幹細胞豊胸
自分の体から採取した脂肪由来の幹細胞(脂肪幹細胞)を培養したものをバストに注入する方法です。
前述の脂肪注入では、バストアップに必要な分だけ脂肪を採取する必要があるため、痩せ型の人や体脂肪が少ない方は施術できない場合があります。その点、脂肪幹細胞豊胸は取り出した幹細胞の数を増やして注入するため、体脂肪が少ない方でも豊胸することが行えるというメリットがあります。
脂肪幹細胞の採取というと大がかりな施術のように思われがちですが、幹細胞採取の手術は約15分程、脂肪幹細胞を戻す手術は30~40分程で、日帰りで施術を受けることができます。
施術では2ミリ程度の管をつけた注射で脂肪を20mlほど吸い出しますが、おへその中やお尻の下のシワなどの目立たないところから採取するうえに傷跡そのものも2ミリ程度なので、手術跡が目立つ可能性は低いでしょう。
採取した脂肪と、幹細胞を培養するための血液は無菌状態で専用の施設に送られ、6週間ほどかけて培養した後に改めて豊胸施術を行います。
施術では、まずお腹・太もも・お尻などから300~400mlの脂肪を採取して培養した脂肪幹細胞を混ぜてから、バランス良くバストに注入します。採取時と同様に細い管で注射していくので、目立つ傷跡が残りにくいのがメリットです。
シリコンバッグ豊胸
シリコン製のバックを胸に埋め込む方法です。
患者様のニーズに合ったバックを用意できるため、一回の手術で2カップ以上バストアップさせることも期待できるでしょう。
シリコンバックには幾つかの種類があり、豊胸の目的や理想の形に応じて選択します。
どの種類のシリコンバックを用意しているかはクリニックによって異なるため、できるだけ自分のイメージしたバストに仕上げたいという方は、複数のシリコンバックに対応しているクリニックを選ぶようにしましょう。
ヒアルロン酸注入豊胸
ヒアルロン酸を注射器でバストに注入する方法です。
ヒアルロン酸は元々体内に存在する成分の一種なので、アレルギー反応などが起こりにくく豊胸することができる施術です。
また、メスによる切開や脂肪の採取といった外科施術を伴わないので、施術後の痛みも少なくダウンタイムも短く済むところがメリットといえるでしょう。
ヒアルロン酸は約1年かけてゆっくり体内に吸収されていくため、1年に1回くらいのペースで施術すればバストアップの効果を維持することが期待できます。
どの豊胸術を選べばいいの?
4つの豊胸施術をご紹介しましたが、どの方法を選べばよいかは目的やニーズによって異なります。
最も手軽に行えるのは注射器で行えるヒアルロン酸注入ですが、ほかの方法に比べると持続期間が短いため、定期的に施術する必要があります。
一方、脂肪注入や脂肪幹細胞注入は、それぞれ脂肪を採取・注入するという外科施術が必要ですが、一度定着すれば極端に体重が減少しない限り効果が長期間持続する傾向にあります。
一回の施術で2カップ以上の大幅なサイズアップを希望する場合は、シリコンバックによる豊胸が適しています。
どの方法を選べばよいか迷う場合は、美容外科クリニックでカウンセリングを受けて自分のニーズや要望を伝えてみましょう。経験豊富な医師が、希望をもとに最適な方法を提案してくれます。
胸の大きさで悩んでいるなら美容外科で相談しよう!
自分で胸を大きくしてみようと対策してみても、思ったほど効果が出ない場合もあります。
「もっと胸を大きくしたい」「形のよいバストが欲しい」とお考えの方は、美容外科に相談して自分のニーズに合った豊胸施術を検討してみることをおすすめします。
豊胸施術に対応している美容外科は複数ありますが、施術方法によってバストアップの持続期間や施術にかかる費用や仕上がりなどは異なります。
自分の理想に合ったバストを希望する場合には、なるべく複数のバストアップ施術に対応している美容外科を選びましょう。
豊胸施術の詳細ページでは、当院の豊胸に関する詳細をご覧いただけます。豊胸に関して検討している方・お悩みの方はぜひご覧ください。
胸を大きくする方法に関連してよくある質問
胸を大きくする方法に関連してよくいただく質問は、以下の通りです。
- 太ると胸は大きくなりますか?
- 20代でも胸は大きくなりますか?
- 胸が小さいのは遺伝ですか?
それぞれの質問について解説していきます。
太ると胸は大きくなりますか?
太ると胸は大きくなります。胸は脂肪組織が主に構成されているため、太って脂肪が増えると胸も大きくなるのが一般的です。
しかし、体全体で脂肪が増えるので、肥満が問題になる可能性があります。元々、BMIが高い方は胸を大きくする目的で太るのは適切ではありません。
全身的に太ると、胸と身体のバランスが崩れる場合もあります。太って胸を大きくする場合には、クーパー靭帯や乳腺を発達させて胸を支えられるようにすることも大切です。
ただ脂肪を増やしただけでは体型や体重などの別のトラブルが起こる可能性があるので、避けた方が良いでしょう。
20代でも胸は大きくなりますか?
20代でも胸は成長しています。胸の成長を促す女性ホルモンの分泌が活発になるのは15歳~18歳くらいです。月経が始まった時期から胸の成長が進み、思春期を過ぎた頃が成長のピークになります。
しかし、20代になっても女性ホルモンの分泌は続いているので、胸は大きくなる可能性があります。30代になってから分泌量が減少するのが一般的です。
個人差があるので一概には言えませんが、20代になっても自然に胸が大きくなる可能性があります。20代になると女性ホルモンの分泌量が安定します。自分のホルモン量に合わせたバストアップ対策を見つけられたら、30代くらいまで同じ方法で胸を成長させられる可能性があるでしょう。
女性ホルモンが減少すると胸が成長しにくくなるので、早めに取り組みを始めるのがおすすめです。
胸が小さいのは遺伝ですか?
胸の大きさは遺伝による影響を受けますが、遺伝だけで完全に決まるわけではありません。親の胸が小さいのに子供は大きい場合も、親の胸が大きいのに子供は小さい場合もあります。
胸の成長にはホルモンバランスの影響があるため、遺伝によって左右される面もあります。しかし、胸の大きさは個人の生活のあり方や体質によっても変わるので、一概に遺伝が原因で小さくなるとは言えません。
親と同じ生活習慣で成長期を過ごすことが多いので、食生活やライフスタイルの影響で同じような大きさに胸が成長する可能性もあります。
サプリメントで栄養を補給したり、ストレスのない生活を心がけたり、良質な睡眠を取れるように生活改善をしたりすることが重要です。
自分から改善の取り組みを行えば、遺伝にとらわれずに胸の成長を促せる可能性を高められます。
【まとめ】胸を大きくする方法
胸のサイズは、遺伝やもともとの骨格、体質などの要素に左右されます。
生活習慣を見直したり、バストアップトレーニングを実施したりすれば、垂れ防止や張りアップなどの効果は期待できます。しかし、なかなか見た目にはっきりわかるほどのサイズアップを実現するのは困難です。
ふっくらした胸を実現したいなら、美容外科の医師に相談してみましょう。
このコラムを監修したドクター
経歴
-
- 2006年
- 和歌山県立医科大学卒業
-
- 2006年
- 東京医科歯科大学附属病院 勤務
-
- 2008年
- 昭和大学形成外科教室 入局
-
- 2013年
- 昭和大学病院形成外科 助教
-
- 2015年
- 他院 大手美容外科入職
-
- 2018年
- 船橋眼瞼下垂クリニック 院長
-
- 2019年
- 銀座マイアミ美容外科SALONE
院長就任
-
- 2019年
- 医療法人社団形星会 理事就任
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