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Eラインの作り方を部位別に紹介!美しいフェイスラインの条件とは

美しいフェイスラインの絶対条件といわれているのが「Eライン」です。なんとなくEラインという言葉を聞いたことがある方も多いかもしれませんが、具体的にはどんな条件が揃う必要があるのかご存知でしょうか。

今回は横顔美人を目指すなら知っておきたいEラインの条件や、Eラインを整えるためのポイント、Eラインの作り方などを詳しく解説します。他人からは正面よりも横顔を見られることの方が多いともいわれています。美しいEラインを手に入れて、隙のない美を手に入れましょう。

フェイスラインが綺麗な人の条件

Eラインについて知る前に、フェイスラインが綺麗な人の条件を知っておきましょう。「横顔が綺麗だなぁ」という人には、こんな条件があります。

1. 顔全体の黄金比

顔のバランスの良さは、横から見たときのフェイスラインに大きく影響します。顔の黄金比率は、「顔の縦バランス」「顔の横バランス」「縦と横の比率」が重要です。この黄金比が絶対というわけではないのですが、美の一つの基準として参考にされると良いと思います。

顔の縦バランスの黄金比は、おでこの生え際から眉頭の下、眉頭の下から鼻下、話したからあご先までの比率が1:1:1といわれています。また、頭頂部から眉頭の下、眉頭の下からあご先が1:1であることもバランスの良さの決め手です。

顔の横バランスは、顔の横幅が一番広いところが、目の横幅の5倍であることが黄金比率といわれています。理想的な目の横幅は約3センチなので、顔の横幅が15センチ前後が理想的なバランスです。

日本人やアジア人は欧米人と比べると、顔の縦の長さが短い傾向にあります。日本人の縦と横のバランスの黄金比は、顔の横幅と顔の縦の長さが1:1.46です。理想的な顔の横幅が15センチ前後のため、この比率に当てはめると縦の長さは22センチ前後が理想となります。
ただ、顔の縦と横の比率は個人差も大きいです。ここで紹介したのは、あくまでも一般的な日本人の顔の黄金比ということを覚えておいてください。

もちろん顔のバランスの良さだけが美人の条件ではありません。しかし、バランスの良さはフェイスラインの美しさを大きく左右するのです。

2. 各パーツの位置

各パーツの位置も美しいフェイスラインに影響を与えます。理想的な目・唇・眉・口元の位置を見ていきましょう。

まず目の理想的な位置は、以下のとおりです。

・おでこの生え際から目の中心、目の中心から唇の中心が1:1
・目と目の間が目の横幅と同じ
・頭頂部から目の中心、目の中心からあご先までが1:1

理想的な唇の位置は、鼻下から唇の中心、唇の中心からあご先までが1:2になる位置といわれています。

理想的な眉の位置は、以下のとおりです。

・小鼻の外側と目頭を直線で結んだ延長線上に眉頭がある
・小鼻の外側と目尻を直線で結んだ延長線上に眉尻がある

ただし、眉毛のトレンドは大きく変わるので、必ずしもこの位置にあると美しく見えるとはいえません。

横から見た口元の位置は、Eラインに大きく関係します。鼻の頭とあご先を直線で結んだ線に、上唇が4mm程度・下唇が2mm程度引っ込んでいる位置に口元があると美しく見えます。

3. 各パーツの大きさ

目・唇・鼻の理想的な大きさについても知っておきましょう。

理想的な目の横幅は約3センチです。目の縦幅は横幅の1/3から1/2程度が理想的といわれているため、1〜1.5cmが理想の縦幅になります。

唇の大きさは、唇の横幅が縦幅の3倍が理想的です。また、下唇の縦幅と上唇の縦幅の比率が1:1.6に近い比率になっていると、美しいといわれています。唇の横幅は黒目の内側あたりに来るのが理想的な大きさです。

小鼻の横幅が目の横幅と同じ大きさなのが、理想的な鼻の大きさです。また、鼻の縦の長さと小鼻の横幅の比率が1:1.5くらいだとバランスのいい鼻だといわれています。小鼻の横幅は目の横幅と同じ3センチが理想ですから、鼻の縦の長さは4.6〜4.7センチ程度が理想的だと考えられます。

フェイスラインで重要視される「Eライン」とは

ここからはフェイスラインの美しさの絶対条件ともいわれているEラインについて詳しくみていきましょう。

Eラインは、顔を横から見たときに、鼻の頭とあごの先を直線で結んだラインのことです。自分のEラインをチェックするときは、鼻の頭とあご先に人差し指を当ててみましょう。このとき、指に唇がつかなければ理想的なEラインです。

Eラインが整っていると、フェイスラインが美しく見えるだけでなく、前から見たときの印象も美しくなります。

美しいEラインの条件

美しいEラインになるためには、どんな条件が揃っている必要があるのでしょうか。4つの条件を紹介します。

1. 鼻が高い

美しいEラインを作るためには、鼻が高くなければなりません。日本人は欧米人と比較すると、鼻が低い人が多いです。たとえ鼻筋が綺麗に通っていたとしても、鼻の高さがある程度なければ美しいEラインは作れません。

2. 口元が出ていない

鼻が高く、あごが理想的な位置にあったとしても、口元が出ていると美しいEラインにはなりません。唇が分厚くて口元が出ているように見える人もいますが、大半は出っ歯や受け口など骨格が影響しています。
骨格で口元が出ている場合、見た目だけでなく噛み合わせの悪さからくる健康リスクにも注意しなければなりません。

3. 下あごが引っ込んでいない

下あごが十分に発達せずに小さいままだと、下あごが引っ込んで見えてしまい美しいEラインになりません。また、普段頬杖をつく癖があると、下あごに力がかかって後退してしまうこともあります。

4. 下あごが出すぎていない

下あごが引っ込んでいても美しいEラインにはなりませんが、下あごが極端に突出している婆も美しいEラインにはなりません。骨格の影響が大きいですが、下あごが出過ぎている場合は噛み合わせにも影響が出ることがあります。

部位別|Eラインの作り方とは

美しいEラインに憧れている人は多いです。横から見たときのフェイスラインに悩んでいるのなら、セルフケアを取り入れてみましょう。
また、美しいフェイスラインを作る方法としては、美容外科での治療もひとつの手です。

ここでは、美しいEラインを左右する鼻・口元・下あごのセルフケア方法と、治療方法を紹介します。

まずは鼻からです。日本人は欧米人と比べると鼻が低い人が多いので、コンプレックスに感じている方も多いかもしれません。まずはセルフケアで鼻を整え、必要があれば治療も検討してみましょう。

鼻のセルフケア方法

鼻は軟骨なので、マッサージを続けることでセルフケアでも理想的な形に整えやすいといわれています。

まず、鼻の下を5回ほどリズム良く伸ばしましょう。その後、小鼻の横を両人差し指の腹で挟むようにし、円を描くように軽くマッサージをします。そのまま人差し指を鼻の付け根に移動していきます。
人差し指の腹で付け根を両側から挟むように軽く押し、眉間まで続けます。最後に両手の人差し指・中指・薬指の腹で小鼻を中心に押し、上に引き上げるイメージで軽く引っ張ってください。

これを毎日続けることで、少しずつ鼻の形が変わってきます。すぐに効果は実感できませんが、試してみましょう。

鼻の治療方法

鼻の治療にはさまざまな方法がありますが、美しいEラインを目指すためにおすすめの治療を紹介します。

1. 耳介軟骨移植

鼻先を高くしたい人におすすめの治療方法です。耳から取った軟骨を鼻先に移植し、鼻先を細く高く仕上げます。人工物を使わない治療法なので、安全性も高いですし、ナチュラルな仕上がりになるのが特徴です。

2. プロテーゼ

プロテーゼは、鼻全体が低い人がフェイスラインを綺麗にする方法としておすすめの治療です。
シリコン製のプロテーゼを鼻の付け根から鼻先に入れ、綺麗な鼻筋を作ります。鼻の内側からシリコンを入れるので、傷跡は目立ちません。

口元

口元は美しいフェイスラインだけでなく、正面から見たときの顔の印象も左右します。日常的な習慣が口元を崩している可能性もあるので、まずはセルフケアから取り入れてみましょう。

口元のセルフケア方法

日常的に口呼吸をする習慣があると、口元が緩んで上あごが突出してしまいます。意識して鼻呼吸に切り替えましょう。また表情筋を鍛えることも重要です。
大きく「あ・い・う・え・お」の口を作るあいうえお体操や、舌を前に突き出して動かすエクササイズで、表情筋を動かしましょう。

口元の治療方法

生まれつき出っ歯や受け口の場合は、歯科矯正で美しい口元が作れます。骨格や歯並びで口元が出ている場合、噛み合わせにも影響が出るので健康にも良くありません。
昔はブラケットを使った矯正が一般的でしたが、最近はマウスピースを使って周囲に気づかれないように矯正することもできます。歯並びの状態によっては抜歯が必要ですが、まずは歯科で相談してみましょう。

下あご

下あごはむくみが起きやすく、加齢によってたるんでしまうパーツです。年齢を重ねてあごのラインが崩れてきたのなら、しっかりセルフケアをおこないましょう。

下あごのセルフケア方法

下あごが浮腫んでいる場合は、マッサージをしてリンパを流すとあご周辺がスッキリします。二重あごやたるみが気になる場合は、あいうえお体操や舌出しエクササイズで、表情筋をしっかり動かしましょう。

下あごの治療方法

下あごの治療は大掛かりに思えるかもしれませんが、一度の手術で治療できます。

1. オトガイ形成

引っ込んでいるあごにも出っ張っているあごにも効果のある治療法です。口の中から切断し、オトガイ(あご先)を調整します。20〜30分の手術で、理想的なあごの形を作る手術です。

2. プロテーゼ

あご先が引っ込んでいる場合は、プロテーゼを入れてあご先を作る治療も可能です。シリコンプロテーゼを口の内側から挿入し、あごを作って美しいEラインを目指せます。あごの高さの微調整ができます。

Eラインを整えて自信のあるフェイスラインへ!

フェイスラインは、意外と人から見られています。美しいEラインは洗練された印象になりますから、セルフケアや治療で理想的なEラインを手に入れましょう。

まずはセルフケアから始めるのがおすすめですが、限界を感じたら美容外科などの専門医に相談するのがおすすめです。東京・銀座のマイアミ美容外科では、今の状態を見たうえで最適な治療方法を提案しています。

まとめ

Eラインは顔を横から見たとき、鼻の頭とあごの先を直線で結んだラインのことを指します。鼻が高いことや口元が出ていないこと、下あごが引っ込んでいないこと、下あごが出ていないことなどが美しいEラインの条件です。
鼻・口元・下あごなどのセルフケアによって、美しいEラインを目指すことができます。しかし、自分だけでできることには限りがあります。
「理想のフェイスラインを作りたい」「セルフケアがうまくいかない」と考えている人は、美容外科で相談してみるとよいでしょう。

このコラムを監修したドクター

丸山 直樹

銀座マイアミ美容外科 院長

丸山 直樹 Naoki Maruyama

日本専門医機構 形成外科領域専門医 / 医学博士 /
昭和大学藤が丘病院 形成外科兼任講師

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経歴

  • 1978年
    愛知県豊橋市生まれ
  • 2004年
    昭和大学医学部卒業
  • 2004年
    聖隷浜松病院 勤務
  • 2007年
    昭和大学形成外科学教室 入局
  • 2013年
    昭和大学藤が丘病院形成外科 講師
  • 2014年
    他院 大手美容外科 入職
  • 2015年
    同院 統括院長就任
  • 2017年
    銀座マイアミ美容外科 開院
  • 2018年
    医療法人社団形星会 理事長就任

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銀座マイアミ美容外科では、患者さんのご希望に合わせて理想的なメニューをお勧めしています。大掛かりな手術をしなくても綺麗な横顔を手に入れることもできますので、ぜひカウンセリングでご相談ください。

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