小陰唇縮小の失敗例&原因は?失敗しないための対策を解説
- コラム幸地先生監修
小陰唇の形を美しく整え、黒ずみを解消するなどの効果も期待できる「小陰唇縮小」。
この小陰唇縮小の施術に興味を持ちつつも「失敗したら怖い…」と迷っている方も多いのではないでしょうか。
小陰唇縮小の失敗にはいくつかのパターンがありますが、いずれのパターンでも失敗を事前に防ぐための対策を知っておくことが重要です。
また、すでに施術を受けて失敗してしまった場合も、カバーするための対処法を実践することで、より良い状態を目指せるでしょう。
今回は、「小陰唇縮小の失敗例」と「失敗を防ぐ対策・対処法」を解説します。
小陰唇縮小の失敗が怖い方・デリケートゾーンの悩みを解決したい方は、ぜひ最後までご覧ください。
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目次
小陰唇縮小の代表的な失敗事例
小陰唇縮小の代表的な失敗事例は、以下の通りです。
- 見た目に左右差ができてしまった
- 小陰唇の黒ずみを除去しきれていない
- 小陰唇のデコボコや形のいびつさが生じた
- 小陰唇の小さくしすぎによる排尿トラブルや痛み
- 出血や腫れが長時間続いてしまっている
- 傷口から細菌が入って感染症にかかってしまった
それぞれの事例について解説します。
見た目に左右差ができてしまった
小陰唇には元々左右差があります。
この左右差は、多くの方々で平均1cm程度の差が見られます。
1cmを超えると左右差が気になることが増え、1.5〜2cm程度になると小陰唇縮小の施術を受ける方が増える傾向があるでしょう。
小陰唇の左右差の目安は上記で記載の通りですが、「施術前は問題なかったのに、施術後に左右差ができてしまった」というケースも見られます。
施術後の左右差に関しては、医師の技術力の不足であり、このような失敗を防ぐためには、信頼できる医師に施術を依頼することが重要です。
小陰唇の黒ずみを除去しきれていない
小陰唇の黒ずみ部分を切除するために、小陰唇縮小の施術を行うこともあります。
この際、除去できるはずだった黒ずみを除去しきれていない、という失敗も見られます。
小陰唇は一定以上のサイズを保つ必要があるため、黒ずみ部分があまりに多い場合、全ての切除はできない可能性もあるでしょう。
そのため、黒ずみが残って失敗となるのは、あくまで「除去できるはずだった黒ずみを除去できていない」という場合に起こる可能性があります。
小陰唇のデコボコや形のいびつさが生じた
施術時の切開や縫合の方法に問題があった場合、術後の小陰唇にデコボコや形のいびつさが生じることがあります。
この原因は医師の技術力の不足であるため、確かな知識と経験を持つ医師に施術を依頼することが必要です。
例えば、日本専門医機構が認定する「形成外科専門医」の資格を持つ医師であれば、小陰唇縮小の手術に必要な知識と経験も、十分に有していると判断できるでしょう。
小陰唇の小さくしすぎによる排尿トラブルや痛み
小陰唇は、排尿時に尿が飛び散らないようにブロックする役割も持つ部位です。
しかし、小陰唇を小さくし過ぎてしまうとこのブロックを行えず、尿が飛び散るなどの排尿トラブルを抱えやすくなる恐れがあります。
また、小陰唇を小さく過ぎると、クリトリスが常に露出している状態になるため、痛みを感じやすくなってしまうでしょう。
さらに、小陰唇を切除し過ぎた場合、小陰唇に対するダメージも大きくなっているため、単純にそのダメージの大きさから痛みを強く感じることもあります。
出血や腫れが長時間続いてしまっている
小陰唇縮小の施術後、数日間は出血の症状が起こる傾向があります。
小陰唇周辺はもともと血行が良い部位であるため、出血の症状はほとんどの方に起こるダウンタイムの症状です。
ただし、出血自体は異常ではないものの、出血症状が明らかに長期間続いてしまうケースもあります。
この原因は、施術かダウンタイム中の過ごし方の、いずれかに問題があったことが考えられるでしょう。
腫れについては、完全に治まるまで約3〜6ヶ月程度かかる傾向にあります。
小陰唇は皮膚や粘膜が薄いため、このように腫れが長く続きやすいでしょう。
もし、これよりさらに長い期間腫れが続いている場合は、施術かダウンタイムの過ごし方に失敗した可能性があります。
傷口から細菌が入って感染症にかかってしまった
小陰唇縮小は切開を伴う施術です。
そのため、術後しばらくの期間は必ず傷口があり、この傷口部分から細菌が侵入し、感染症にかかるリスクがあります。
ダウンタイム中の感染を防ぐためには、医師から伝えられた注意事項を守ることが重要です。
施術の最中の感染については、患者様の立場では防ぎようがないため、そのような失敗リスクの低い、信頼できる医師を探しましょう。
小陰唇縮小で失敗しないための対策
小陰唇縮小で失敗しないための対策は、以下の通りです。
- 症例数や実績が多い医師から施術を受ける
- カウンセリングで悩みや理想のイメージを共有する
- 施術後は施術部位を清潔に保つ
- 施術部位に負担がかかる行為を控える
- ダウンタイム中の指示を守る
それぞれの対策について解説します。
症例数や実績が多い医師から施術を受ける
小陰唇縮小の症例数や実績が多い医師から施術を受ければ、あらゆる失敗のリスクの軽減を期待できます。
症例数については、件数などの数字よりも実際に公式サイトにアップされている症例を見るのが良いでしょう。
こうした症例では、写真で仕上がりをイメージしやすいことに加え、施術の詳細や料金、リスクや副作用などのあらゆる情報を同時に見ることができます。
参考となる症例が多く公開されている医師であれば、小陰唇縮小で失敗するリスクも低くすることが期待できるでしょう。
カウンセリングで悩みや理想のイメージを共有する
カウンセリングで自身のお悩みや理想とするイメージを、医師と緻密に共有することも重要です。
このイメージ共有が不十分だった場合、施術が問題なく成功しても満足できない可能性があります。
患者様のお悩みに真摯に向き合っているクリニックであれば、このようなイメージ共有は医師の側から積極的に行う傾向にあります。
イメージ共有を医師の側から積極的に行うクリニックや医師であれば、信頼できる可能性が高いといえるでしょう。
施術後は施術部位を清潔に保つ
感染症や合併症が起こる失敗を防ぐため、施術部位を清潔に保つことも重要です。
特に小陰唇は尿が触れる部位であるため感染リスクも高く、他の部位以上に清潔を意識する必要があります。
ただし、清潔を意識して洗い過ぎてしまうと、回復が遅れるなど別の問題も生じるため、洗い方でも医師の指示に従うようにしてください。
施術部位に負担がかかる行為を控える
術後には、施術部位に負担がかかる行為を控えましょう。
具体的には、性行為や自転車に乗る、激しい運動をするなどが挙げられます。
施術部位に負担がかかる行為を控えることで回復が早くなり、傷跡も目立ちにくくすることが期待できます。
ダウンタイム中の指示を守る
小陰唇縮小のダウンタイムは約1週間ですが、性行為が可能となるのは施術の約1カ月後です。
そのため、完全にダウンタイムが明けるのは1カ月後といえるでしょう。
このダウンタイム中の主な注意点は以下の通りです。
- 1週間は入浴・運動・飲酒・喫煙を控える
- 1〜2週間は自転車・バイクを控える
- 1ヶ月は性交渉を控える
正確な日数については個人差がありますが、こうした注意点を正しく守ることで、術後のより良い仕上がりを期待しやすくなります。
小陰唇縮小で失敗した時の対処法
小陰唇縮小で失敗した時の対処法は、以下の通りです。
- 指示されたダウンタイム期間が完了するまで待つ
- 違和感が残る場合は医師に相談のうえ再施術を検討する
それぞれの対処法について解説します。
指示されたダウンタイム期間が完了するまで待つ
小陰唇縮小の術後は施術部位が腫れますが、腫れが完全に治まるまでには約3〜6ヶ月かかる傾向にあります。
腫れが残っている期間は、正確な仕上がりがわからない可能性があります。
このため、まずは医師から伝えられたダウンタイム期間が完了するまで待つようにしてください。
施術自体が問題なく成功していた場合、完全に腫れが治まった状態であらためて見ると「失敗ではなかった」と感じられるケースが多い傾向にあります。
違和感が残る場合は医師に相談のうえ再施術を検討する
ダウンタイム中であっても、仕上がりに明らかな違和感がある場合は、医師に相談して再施術を検討しましょう。
この際、最初に施術を受けた医師がまだ信頼できるようであれば、その医師に依頼すべきです。
逆にその医師を信頼できない場合は、信頼できる他の医師を探す必要があります。
小陰唇縮小で失敗を防ぐなら銀座マイアミ美容外科へ
小陰唇縮小の施術で失敗を防ぎたいとお考えの方は、ぜひ当院・銀座マイアミ美容外科までご相談ください。
当院の小陰唇縮小の特徴は、全ての施術を日本専門医機構が認定する「形成外科専門医」が担当することです。
小陰唇縮小は形成外科と深く関わる施術であり、形成外科専門医はこの施術に必要な知識と経験を有していると判断できます。
また当院では、医師がカウンセリングを行ったうえで、1回の施術で女性器の形成が可能な「小陰唇形成セット」と呼ばれるセットメニューもご提供しています。
小陰唇縮小と関連する、他の婦人科形成の様々な施術にも対応しているため、他の施術の併用をご希望の場合にも、お応えしやすくなっています。
「小陰唇縮小を失敗なく成功させたい」「デリケートゾーンの悩みを解決したい」とお考えの方は、ぜひ当院までご相談ください。
小陰唇縮小に関してよくある質問
小陰唇縮小に関してよくある質問は、以下の通りです。
- 小陰唇縮小術とはどんな施術ですか?
- 小陰唇縮小術は保険適用でしょうか?
- 小陰唇縮小のダウンタイムの期間はどのくらいですか?
それぞれの質問にお答えします。
小陰唇縮小術とはどんな施術ですか?
小陰唇縮小術とは、小陰唇の余計な部分を切除し、大きさや形、左右差を整える施術です。
また、小陰唇の黒ずんだ部分を切除することで、黒ずみの解消も期待できるでしょう。
小陰唇は粘膜組織で血流も豊富であるため、施術部位の回復も早く、傷跡が目立ちにくいこともメリットとして挙げられます。
小陰唇縮小術は保険適用でしょうか?
小陰唇縮小は保険適用ではありません。
病気や外傷を治療する施術ではないため、自由診療となります。
自由診療であるため費用はクリニックによって異なりますが、当院では小陰唇縮小の施術メニューだけでなく、「小陰唇形成セット」と呼ばれるセットメニューもご提供していますので、合わせてご確認ください。
婦人科形成の施術ページはこちら
小陰唇縮小のダウンタイムの期間はどのくらいですか?
小陰唇縮小のダウンタイム期間は1〜2週間程度です。
2週間以内にほとんどの制限がなくなりますが、性交渉だけは1ヶ月程度不可です。
また、腫れが完全に治まり、完成形になるまでには3〜6ヶ月かかることもあるでしょう。
このように、全ての問題が解決するまでには最長6ヶ月程度かかる傾向にあります。
ただし、制限が多いダウンタイム期間は、1〜2週間で終わる傾向にあるでしょう。
【まとめ】小陰唇縮小の失敗例と対処法
小陰唇縮小の施術で失敗しないために、最も重要なことは「信頼できる医師に施術を依頼する」ことです。
確かな知識と経験を持つ医師であれば、まず施術自体の失敗リスクが低くすることが期待できるでしょう。
そして、事前のイメージ共有も丁寧に行ってくれるため、イメージのズレによる失敗も軽減しやすくなります。
このような医師を探す上で重要なポイントの一つは、日本専門医機構が認定する「形成外科専門医」の資格の有無を見ることです。
形成外科専門医の資格を持つ医師であれば、形成外科の領域で一定の知識と経験を有していると判断できるでしょう。
小陰唇縮小や婦人科形成の施術は、形成外科と深く関わっているため、この分野で十分な知識と経験があれば、確かな施術も期待しやすい傾向にあります。
当院の小陰唇縮小では、このような形成外科専門医の資格を持つ医師のみが、施術を担当することも特徴です。
また、アフターフォローも徹底しており、術後は24時間体制で、時間外電話やLINEを通じて医師にご相談いただけます。
お悩みが漠然とした状態でもお気軽にご相談いただけるため、小陰唇縮小に関心をお持ち野方や、デリケートゾーンの問題を解決したい方は、ぜひ当院のカウンセリングまでお越しください。
このコラムを監修したドクター
経歴
-
- 2011年
- 琉球大学 卒業
-
- 2012年
- 昭和大学藤が丘病院 初期臨床研修
-
- 2014年
- 昭和大学形成外科教室 入局
-
- 2015年
- 昭和大学病院形成外科 助教
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